間垣不動産の社長間垣義行には2人の娘がいた。姉の麗佳とその妹、綾香である。豪邸に暮らす彼らのもとには多くの使用人が仕えており、その中のひとり新藤利宏は姉妹から汚らわしい存在として見下され日々辱めを受けていた。