夫に先立たれて10ヶ月―。夫の父・和之と暮らしていたあいかは一周忌を区切りに実家に帰ろうと思っていた。義父を一人にするのには躊躇いがあったが母には看病が必要だったのだ。そんなあいかを見つめる和之…。子もなく先立った息子への悔やみ、孤独への寂しさ、それが義父を歪んだ愛情へと傾ける。あいかの身体を縄で縛り、自由を奪うと、あいかに対する想いと共に淫靡で卑猥なSMの世界へと引きずり込んでいくのだった…。