小さな企業コンサル会社に勤めていた時に知り合い、結婚して二年になる大貴と璃子。だが不況の波に押され大貴は減給、窮地に立たされていた。ある日、かつて上司だった工藤から儲け話を持ちかけられた。工藤は手広く事業を行い羽振りがいいという。しかし「担保代わりに璃子さんを俺の会社で働かせたい」と要望。足踏みする大貴だったが、璃子は受諾する。しかしそれは工藤が狡猾に仕組んだ卑劣極まりない罠の入り口であった…。